第9回ご意見紹介
・大学時代を思い出す時になくてはならない大切な景色です。建物を建て替えることは、老朽化などで仕方がないと思いますが、せめてクスノキは伐採しないで残していただきたいです。(40代卒業生)
・今年の卒業制作において、樹木と共に生きる建築物の研究を行いました。樹木を存続させることの難しさを学ぶと共に、樹木本来の尊さや畏敬の念を忘れてはいけないということを再認識いたしました。 先日行われた林雅子賞という学内コンペでも、先生方に良い評価を頂き、賞を頂くことができました。 これから先の日本文明を考える上でも、樹木の伐採という暴力的な手法でない方向性をなんとか考えていただければ幸いです。(20代学生)
・上代先生という日本女子大にとっての素晴らしい先輩の足跡のシンボルとして 是非残していただきたい。不便、邪魔という身勝手で、大切なものがどんどん失われています。後世に、上代先生の時代の先駆者としての偉大な役割を伝えていく意味でも、キャンパスにクスノキを残す事には大きな意味があります。(70代卒業生)
・学長様、クスノキを伐採されると耳にいたしました。工事の安全上・人命を危険に晒さないため、どうしても避けがたいのならいたし方ないとも思います。ですが、学生さんや工事関係者に多少の不便を強いるのかもしれませんが、伐採しないで工事を進められるなら、是非とも、立派に育ったクスノキを残して頂けたくお願い申し上げます。私学助成金など国庫補助もあり、国全体で日本女子大学さんに今まで以上に良い教育の場をご提供いただけるように、納税者の一員としても切に願っております。都心に残れた数少ない大学として、ぜひ粋なお計らいを願う次第です。ありがとうございます。(50代地域の皆さま)
・何十年にわたり大学のシンボルツリーとして大切にされてきました。キャンパスが変化するのは仕方がないことです。ただ、今まで大切に守られてきた樹木を簡単に排除するのではなく、保護を前提に計画を進めるべきかと思います。いま一度、伐採計画の見直しを行っていただきたいです。(40代卒業生)
・切るのは一瞬ですが、育てるのには何十年何百年と時間がかかります。反対です。(60代保護者)
・建物が新しくなることは賛成ですが、卒業生と在校生をつなぐ自然物は極力保存されるべきと思います。特にこの木はシンボルとして記憶に強く残る木ですので、保存されることが賢明と考えます。よろしくお願い致します。(30代卒業生)
・歴史あるものや伝統に関して、意見は二つに分かれるかと思います。時代とともに変化していくことと、歴史あるもののよさを継承すること。 今回の木の保存は、歴史あるシンボルを大切にしていくことで、日本女子大の歴史を紡いでいく一つのアイコンを創り出すことにつながるのではないでしょうか。 この署名活動は、成瀬先生の三大綱領の精神を引き継いだ学生たちの強い想いだとうけとめましたので、署名活動に心から賛同致しました。この木が、今後も私達の学び舎を見守り続けてくれることを切に願います。 日本女子大学附属小学校・中学校・高等学校卒業生 (30代その他)
・伐採してしまうのは簡単ですが、また同じように木が育つのに、どれほどの歳月が必要でしょうか。日本女子大学の歴史と共に歩んできたクスノキ、卒業生は母校を訪れ、木を見上げるたびに、懐かしい日々を思い出します。伐採を回避する案を、とことん検討すべきだと思います。予算がないなら、募金を募るなど、方法はあるのではないでしょうか。(30代卒業生)
・100年という時間は取り戻せません。効率や便利さに囚われることなく、残すべきものは何なのか、大切なものは何なのか、開かれた議論をする必要があると思います。(30代卒業生)
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