第5回ご意見紹介
・シンボルであり、ああ、変わらずに待っていてくれた。と皆の心の拠り所であると思います。時代の流れとともに変えていかねばならないこともあるかとは思いますが、守るべきものもあると思います。(40代卒業生)
・緑豊かな環境は、学生のみならず地域にとりましても大切なものです。 生きるのに必要な酸素を作り、心も和ませます。 伐採はしないで頂きたいです。(50代地域の皆様)
・ユリノキも含め、伐採しないでください。シンボルでもあり、学生時代を共に過ごしました。ユリノキやクスノキを見るだけでその時の気持ちに戻れます。 そもそも設計案に伐採計画があることが納得できません。種子を残せばよいというものでもないのではないでしょうか?学園の何を伝えていくか…と考えるとき、人々の心の中にあるもの、学園の目に見えないものがよみがえるにはその環境が大きな力です。建築物には寿命があるので、解体もやむを得ないでしょう。しかし、何のために人の英知ががあるのでしょうか?計画段階でそのことが考えられなかったはずはありません。住居学科での教育にはなかったのでしょうか?教育とは形にないものであり、学園の神髄にあるものは、人が次々に継承していくものだと思います。新しい校舎や広場を見て、全く変わってしまって立派になった!と思う中で、2本の樹を見たときにホッとする、そんな心情はとても大切ではないでしょうか? 「紫におう武蔵野の~」「樅の大木のその下で~(軽井沢)」という歌詞のありましたね。環境はと人の心の中にいつまでもあるもので、それを蘇らせる力です。(60代卒業生)
・クスノキは数千年の寿命をもつと言われます。このような樹木は大学だけでなく地域の文化的な財産です。長い歴史を生きてきたこの樹には、今の場所でこれからもキャンパスを見守り続けて欲しいと思います。(40代その他)
・クスノキの下で、同級生と将来についてや、サークルのこと、恋愛のことなどを話したことが、本当に素敵な時間でした。そんな憩いの存在であるクスノキに、ぜひ後輩達もあたたかく見守る存在として残ってほしいです。(40代卒業生)
・豊明小学校3年生です。 学校で、歴史のある木だと教えてもらったばかりです。 切らないでください!(10代その他)
・卒業してもう20年以上経ちますが、クスノキのことはすぐに心に思い浮かびました。小さなキャンパスではありましたが、だからこそ、あのクスノキの存在が大切なものだったと思い返されます。キャンパスが近代的に使いやすくなるのは素敵なことですが、シンボルであるあの素晴らしい樹をどうか残していただけますようお願い申し上げます。(40代卒業生)
・安易に木を切ってはいけない。ここまで大きく育つまでどのくらいの歳月が必要だったか…どれだけ多くの学生がこの木を眺め若き日をすごしたか…新しく別の木を植えて済む話ではないと思う。(50代卒業生)
・長い年月を生きてきた樹木は、それだけの時間をかけなければ育つことはできないわけで、若い世代にも時代(過去だけではなく、未来も)や生き方を考えさせる生きた教材となり得ると思います。安易な伐採を避け、これを良い契機として、学生たちとも、よく話し合ってください。(50代その他)
・母校を思い出す時に心に広がる風景の中に、クスノキが必ず存在します。出来ましたら、クスノキはそのままに置いておいていただきたく、お願い申し上げます。(50代卒業生)
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